こまめにオイル交換すれば、摩耗を抑えられる?

昔はこまめにオイル交換すれば、摩耗を抑えられエンジンが長持ちすると考えられていました。ですが摩耗が起きる大半はエンジンの始動時に起きています。いわゆるコールドスタートです。

 

エンジン停止後、エンジンオイルはオイルパンに落ちていきます。熱くなったオイルはサラサラで、水のように落ちていきます。数時間も放置すれば、ほとんどのオイルはオイルパンに落ちていきます。残っているのは「うす~~い油膜」だけ。

次にエンジンを始動したとき、薄くなった油膜が切れた場合、摩耗していくわけです。新油の場合はドロドロとしていますが、使い込んでいくうちに、サラサラになっていきます。サラサラになる前に交換すればまだ効果はありそうです。

 

そのサラサラになるのがいつなのか?はわかりません。こまめに交換といっても個人個人の感覚も違います。5000kmで交換をこまめというかたもいれば、1000kmと言う方もいらっしゃいます。それよりももっと短く500kmと言う方もいます。

 

どれがこまめなのか?がわかりませんが、各メーカーオイルの性質によって違うってことは確かです。長持ちさせたければ、エンジンを止めないのがいいようですね。

 

その証拠にタクシーや長距離のトラックなどは驚くほどエンジンの寿命は長いのです。タクシーだと30万kmとか長距離トラックだと100万kmだとかタクシーなどは24時間勤務で食事の時や仮眠や休憩の時以外エンジンはかかったままです。

 

そして24時間勤務が終わると、次の人が24時間車を動かします。エンジンを止めている時間が短いのです。だからエンジンの寿命も長くなります。こまめに交換したとしても、このコールドスタートの時の摩耗までは抑えるのが難しいのです。ただ交換しないよりもしたほうが長持ちするのは確かですよね。より長持ちさせるには、このコールドスタートの時の摩耗を抑える添加剤が必要になってきます。

そのコールドスタートの摩耗防いでくれるのが、液体チタンです。

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