冷却性(熱ダレ防止)について

coolability

3:冷却性は旧車に重要

化学合成は冷却に不向き

冷却性は分子の大きさで決まります

化学合成オイルは分子が小さく 密度が高い

この様なベースオイルは一度熱が加わると保熱する つまり冷めにくいオイルになります

レースなどモータースポーツをする方は一度は経験しているのではないでしょうか?

油温を下げようと思っても下がらない!

水温計は表面温度・油温計は内部温度

人間で例えるならば 水温計は体温計。体の表面温度を測るもの。油温計は人の深部体温を測るもの 深部体温が高くなると人間も不調になるのと同じです。

これをエンジンは熱ダレと表現します 熱ダレを防止するには 冷却性の高いエンジンオイルが有効です

ところが化学合成が潤滑性が高いと思い 誰もが化学合成を選びます 化学合成の潤滑性は配合する添加剤ひとつで何とでもできるもの

潤滑性だけに拘ることなく 冷却にも目を向けるひつようがあります 冷却に有効なのは鉱物オイル 鉱物オイルは潤滑性に劣ると思っているかたも多いでしょう

しかしながらそれは昔の話

現代の技術があれば化学合成を超える潤滑性は簡単に手に入ります

鉱物オイルは冷却に有利

鉱物オイルの分子は大きいのです 分子同士に隙間があり この隙間が冷却に有利に働きます

だから鉱物オイルは

  • 空冷エンジンに有利
  • 熱ダレを防止
  • ハイパワーエンジンに有利

化学合成を使うとゴムシールを傷めるといいますが 現代の技術だと傷めることは無いと言えます 

ただし

サラサラな粘りの無い化学合成はあらゆる隙間から染み出てきやすいために オイル漏れや気密性が落ちた旧車や過走行車はパワーダウンやオイル消費・白煙の原因になりやすいので注意する必要がありますので 旧車・過走行車専用につくられたエンジンオイルを使用しましょう

旧車・過走行車にはノンポリマー鉱物オイルリッチ製法のエンジンオイルがマッチ!

製造方法は大きくわけて2種類あります

通常製法

1種類のベースオイルに添加剤とポリマーを加え製造します

ベースオイルが1種類のため安価に大量生産が可能

ノンポリマー製法

贅沢に2種類のベースオイルを使って粘度(油膜)を作ります

ベースオイルが複数使用することから製造コストは高くなりますが 高性能なエンジンオイルを製造することができます

通常製法とノンポリマー製法の違い

旧車・過走行車にお乗りの方はぜひRIZOILを!

旧車・走行距離不明・多走行旧車・過走行車(10万キロを超えたエンジン)にお乗りの方は、
RIZOILをぜひご利用ください

ノンポリマー製法についてもっと詳しく>>

化学合成オイルのメリット&デメリットをもっと詳しく>>