化学合成オイルのメリットとデメリットを知る

chemically-synthesized-oil

使い方でメリットデメリットは違ってくる

現在、化学合成オイルは高性能オイルの代名詞とされています。

しかし、なぜ高性能とあなたは思ったのでしょうか?レースに使われているからですか?実際使ってみて、エンジンの回転数が上昇したからですか?

悪いオイルでも、減摩剤を加えれば、同じ事は必ず起こります。試しに、普通のオイルに市販の市販の添加剤を入れてみてください。回転数にして、500回転程アイドリングが上がりますし、最高回転数も上がります。

つまり作り方次第と言うことです。鉱物オイルの品質が悪いとされるのは、安いたたき売りのオイルの影響と思います。その様なオイルに製造コストはかけられないからです。

流動性が高い合成オイルはオイル漏れを引き起こしやすい

昔ほど化学合成オイルはオイル漏れしなくなった様に思います。しかしゴムシール類が劣化しているエンジンは流動性の高さから隙間を見つけ漏れ出してしまいがちです。鉱物オイルだから漏れないとも言えないのも現実です。これはエンジンオイルの設計にあります。

サラサラなベースオイルに添加剤を加えドロドロにする。これが普通のエンジンオイルの作り方ですが。この添加剤ってすぐに劣化するんですよね。

添加剤はすぐに劣化するこれがエンジンオイルがタレる原因

使っていくとなんだか加速が悪くなり始める、熱ダレを感じる、燃費も悪くなってきた、高性能のはずの化学合成オイル…そんなもんですか?と言いたくなりませんか? 

この様な症状が出る原因は添加剤にあります。実はベースオイル自体はあまり劣化しないのです。ベースオイルは劣化しないで配合されている添加剤が先に劣化する訳です。

例えば、エンジンオイルは黒くなってきますよね。エンジンの中の汚れを取ってくれているといいます。ここで矛盾が出ます。それは、新車はエンジンの中が汚れていませんから、汚れようが無いはずなのに黒くなる 。原因は配合されている添加剤が先に劣化するから、添加剤が劣化していき、エンジンオイルのフィーリングが落ちていきます。

それならば、その劣化しやすい添加剤なんて入っていない方がいいのでは?それで私は作りました。鉱物ベースオイルの”RIZOIL(ライズオイル)GT-RS シリーズ”劣化するものが少ないためフィーリングは落ちません。

耐熱温度が高いと評判の化学合成オイル

さて、いったい何度あればいいのでしょうか?エンジンの設計は基本85℃で設計されています。なのにサーキット120℃で走行ですか? 

ピストンは冷間時真上から見ると楕円です。横から見ると、台形です。熱が加わり適正温度になると、真上から見ると真円になり台形は四角になります。熱膨張するからです。さらに熱が加わり、ピストンはどんどん膨張していきます。均等に膨張すればいいのですが、いびつな形に膨張します。

その膨張の形は予測できません。つまり限界があるってことです。耐熱温度180℃ってそんな温度がベースオイルにあったとしても、サラサラになったしまったエンジンオイルは使い物にならなくなっている事でしょう。

化学合成オイルはエンジンの冷却が難しい

油温が下がらないとエンジンオイルはドロドロだったものがサラサラになり温度が上昇するに比例して油圧が落ちていきます。

なぜ油圧が落ちるのかというと、水の様にサラサラになるとエンジンオイルは撹拌され泡立っていきます。泡だけを送り込むことになるから油圧が落ちるのです。粘度が落ちていくわけです。

粘度維持はエンジン保護に直結

粘度維持はエンジン保護に直結しています。「粘度変化が少ない=エンジン保護」といってもいいすぎではないでしょう。配合される添加剤が劣化すると、粘度は確実に落ちていきます。耐熱性が高いと言われる化学合成オイルが粘度低下を起こす。それでは鉱物オイルと化学合成オイルの耐熱比較を見てみましょう。公平を期すために、第三者機関にて試験を行いました。試験内容は次の通り、165.5℃にて24時間加熱後の劣化を見るテスト(ISOT TEST) 

化学合成オイルを超えた耐熱性の証明

RIZOILでは、ISOT TESTを実施しました。 このISOT TESTは24時間165.5℃で加熱した際の劣化具合を確認します。

数値は粘度で、テストスタート時の粘度は、RIZOILが16.84でM社が19.34とRIZOILが粘度が低い状態です。

24時間、165.5℃で加熱をするとオイルは劣化しますが、

RIZOIL:16.4  0.41Down
M社:15.47 3.87Down

テストスタート時のRIZOILよりも粘度を失っていることがわかります。