例え、耐熱温度が180℃あってもエンジン自体がその温度に耐え切れません。なのでどんなに耐熱温度が高くても、安心というわけではありません。

 

「金属は熱を加えると、膨張します。金属の膨張は油温85℃が最適な膨張率。故にそれ以上の温度になると、金属はどの様な膨張をするのかは予測不能なんです。」

 

どの様なエンジンオイルでも設計では油温100℃を一つの目安として いますから、100℃を越える油温は大変危険だということ。その理由は金属が膨張してしまい、正常なクリアランスを取れなくなると、必ず焼き付くから

 

決して耐熱性が高いから安心と言うわけではありません。 また耐熱温度が180℃あるから、180℃まで大丈夫だと言う意味ではありません。