粘度が高いほどエンジンに優しい。これは間違いではありませんが、ベストではないでしょう。

 

あなたが求めているのが燃費や軽いレスポンスでれば、粘度は抵抗にしかならず、レスオンスは落ち、燃費も悪化していきます。

 

粘度が高い方がいいのは、エンジンに負荷がかかる場合です。

スポーツ走行はもちろんですが、一般道の場合、坂道や重たい荷物を積んで走る場合。アクセルのON・OFFが激しい場合です。

 

峠などがその様な場合に当てはまるでしょう。アクセルを強く踏むとエンジンの中では右の図の様に負荷がかかると、金属同士がぶつかり合うことになります。

 

粘度は衝撃を吸収する役目をしていますから、金属同士がぶつかる衝撃を吸収してくれます。

 

街乗りしかしない。燃費重視だと言う方には、粘度は艇庫になって望んだ通りの性能を発揮出来なくなってしまいます。