インターネットの情報にもありますが、カムの形状がDC2とEK9では違います。ネットの情報にはあまり見かけない情報としては、96モデルのカムと98モデルのカム形状は違います。
98モデルのカムは排ガス対策が取られていますの、カムのプロフィールが96モデルのものと比べると悪くなっています。
ノーマルカムを使いお手軽チューンをするならば、EK9前期のカムを使うといいでしょう。
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理想のカムシャフト 雑誌など見ると、いかにもハイカムが良いように書かれていますが、ハイカムも使いようです。カムの形状によりエンジンの出力は変わります。
単にバルブのリフト量が多くなるとパワーが増すと考えている方が多いですね。 バルブのリフト量が増すと、確かに吸気量は増えますが、バルブが突き出した分だけ、今度は戻ってこなければいけません。
バルブスプリングが弱い場合、突き出したバルブを戻す事ができず、ピストンとバルブがぶつかってしまうということになりかねません。その場合バルブスプリングを強化しなければいけません。 強化すると、カムが回る抵抗が増えることを忘れてはいけません。ハイカムを入れると、パワーの領域が 高回転側に変わります。例えば、6000回転から8000回転ぐらいのパワーの領域が7000回転から9000回転に変わったりします。
コーナリング時に回転が6000回転まで落ちるような場合は、前者の方が扱いやすいエンジンだということです。後者はパワーの領域から外れるので、逆に遅くなることになってしまいます。
ハイカムなどを入れる時はこのあたりも考えて入れる様にしましょう。 つまり、直線を早くと思うエンジンはドラッグレースに使うエンジンの仕様にすれば良い訳です。 |
左は純正EK9前期カム右は社外カムシャフト。 リフト量を変えずにプロフィールだけを大きくしたもの。
カムの山の太さが違うのがわかりますね。
カムプーリーを使い、排気側の排気タイミングを若干遅らせる事で、燃焼時間を長くすると、排気温度が200℃下がります。
そうした小さなセッティングの積み重ねで油温は下がります。 |
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