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清浄分散性(エンジン内部を綺麗に保つ)について

clean_dispersion

4:清浄分散性を詳しく解説

オイルが黒くなるのはエンジン内部の汚れを取っていると思っていませんか?

清浄分散性とはエンジンの内部を綺麗に保つことです

オイルが黒くなる理由はエンジン内部の汚れも関係しますが ほとんどの場合黒くなる理由は別にあります

清浄分散性は燃焼ガスが入り込んだ際に汚れを微細に分解して油中に浮遊させることを目的としています

まったくとは言いませんが汚れを取っているのではなく 汚れを微小にしているので洗浄力は一般の掃除と思うほどの能力ではありません

オイルが黒くなる理由は3つ

1:粘度をつくるポリマーの劣化

2:燃焼ガスの混入

3:エンジン内部の汚れ

大部分が3のポリマーの劣化によるものが大きい

ポリマーが劣化の根拠

ポリマーは熱に弱くせん断に弱い

せん断とは

例えば豚肉のかたまりがあるとします

この豚肉は厚みがあり 歯ごたえも感じることでしょう

包丁できざんでいくとミンチ状となり歯ごたえもなくります

これをせん断といいます

つまりポリマーの分子が金属同士がぶつかり合い押しつぶされ 分子が切られた状態です

それを放置すると画像のようにスラッジ化します

新車のエンジンを想像してください

新車のエンジンには汚れはありません しかしオイルが汚れるのはエンジン内部の汚れを取ったからですか?

つまり汚れの原因はポリマーにあるということです

エンジンオイルが黒くなりにくいエンジンオイルはこちら>>

燃焼ガスの混入

旧車や過走行車は摩耗して燃焼ガスが抜けている可能性が高いです

オイル消費や白煙が出ているエンジンでは確実に燃焼ガスが抜けています

このようなエンジンでは入れてもすぐにオイルは真っ黒となります

燃焼ガスが入り込まないようにするエンジンオイルはこちら>>

エンジン内部の汚れをおとす

エンジン内部の汚れをとるのは非常に難しい

オイル焼けといってアルミ地が茶色に色がついてしまっている状態になると スラッジが付着しやすくなります

いちど付着するとフラッシングしてもなかなか落ちないのが現状です

旧車に合成を使ってはいけない理由

化学合成を使うとゴムシールを傷めるといいますが 現代の技術だと傷めることは無いと言えます 

ただし

サラサラな粘りの無い化学合成はあらゆる隙間から染み出てきやすいために オイル漏れや気密性が落ちた旧車や過走行車はパワーダウンやオイル消費・白煙の原因になりやすいので注意する必要がありますので 旧車・過走行車専用につくられたエンジンオイルを使用しましょう

旧車・過走行車にはノンポリマー鉱物オイルリッチ製法のエンジンオイルがマッチ!

製造方法は大きくわけて2種類あります

通常製法

1種類のベースオイルに添加剤とポリマーを加え製造します

ベースオイルが1種類のため安価に大量生産が可能

ノンポリマー製法

贅沢に2種類のベースオイルを使って粘度(油膜)を作ります

ベースオイルが複数使用することから製造コストは高くなりますが 高性能なエンジンオイルを製造することができます

通常製法とノンポリマー製法の違いの性能曲線

ノンポリマー製法についてもっと詳しく>>

旧車・過走行車にお乗りの方はぜひRIZOILを!

旧車・走行距離不明・多走行旧車・過走行車(10万キロを超えたエンジン)にお乗りの方は、
RIZOILをぜひご利用ください