どちらも消耗品ですから、必ず交換が必要です
ギヤオイル、ミッションオイル、オイルはすべて消耗品です。必ず交換が必要です。交換しなければ、ギヤの摩耗が進み、最悪ではミッションが壊れる場合もあります。壊れなくても燃費が悪化したり、ギヤが入りにくいなどの症状もでてきます。
ギヤ・ミッションオイルはエンジンオイル同様非常に熱を持ちます。油温にすると100℃を越えることは当然あります。モータースポーツをする方は、エンジンにはオイルクーラーを付けて、エンジンオイルを冷やしますが、ミッション・デフにはオイルクーラーを付ける人はまれです。
非常に高温になっていますから高温になれば、オイルはサラサラになり油膜の形成が難しくなってきます。油膜が出来なければ、ギヤが破損する場合もあります。
LSDなどを入れている場合などには、LSDの効き方が油温が「高い時」は粘度低下を起こして、LSDが効きにくくなり、油温が下がると、粘度が元に戻り、LSDが効き始めると言ったLSDの安定性が無くなってしまいます。
この不安定な作動は、モータースポーツをする上で、デメリットになってしまいます。