バイクのカムシャフト交換

camshaft

カムシャフトの交換

ハイカムを入れると 世界が変わったように思えるほど楽しい!

クランクを一回転して上死点(TDC)に合わせる

上死点(TDC)を出しておかないと、後々作業が困難になりやすい。

チェーンテンショナーを外す

赤丸のボルトを緩めておくことを忘れずに。その後にテンショナーを外す。

テンショナーカバーを外す

いよいよカムシャフトの取り外しにかかります。テンショナーカバーを外す。

カムキャップを外す

カムキャップを外す。メガネレンチ、ソケットレンチを使いましょう。それ以外のレンチはボルトの山を崩す恐れがあります。

全てのカムキャップを外す

全部外してしまいましょう。インテーク側、エキゾースト側とわかるように保管しましょう。

カムキャップには番号と矢印が刻印

刻印の通りにキャップは取り付けること。外す時にピンが中に入っています。これはキャップが作動時にずれないようにするためなので、無くさないように注意しましょう。 

それにしてもこのエンジンオイル焼けしていますね 弊社のRIZOIL GT-RSはこんなに焼けることはあり得ないのですが…

カムキャップには番号と矢印が刻印

チェーンが落ちないように、針金などでつるすこと。これでカムの交換が出来た

カムギヤのマークを合わせる

カムギヤのマークを合わせる。この時上死点にすることを忘れずに カムギヤのマークをシリンダーヘッドの上面に合わせればOK。ズレていればチェーンのコマを動かして調整する。 その後はカムシャフトキャップを規定トルクで締め付ければ完成。この時にクランクの上死点マークがズレていないかを確認すること。ズレていればやり直しです。