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化学合成オイルのデメリットとメリット |
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現在、化学合成オイルは高性能オイルの代名詞とされています。しかし、なぜ高性能とあなたは思ったのでしょうか?レースに使われているからですか?実際使ってみて、エンジンの回転数が上昇したからですか?
悪いオイルでも、減摩剤を加えれば、同じ事は必ず起こります。 試しに、普通のオイルに市販の市販の添加剤を入れてみてください。回転数にして、500回転程アイドリングが上がりますし、最高回転数も上がります。
しかしこの添加剤が問題です。どのエンジンオイルにも20種類以上の添加剤を入れています。添加剤の質が問題で寿命が短いのです。最初は調子よくても、一定期間過ぎるとガックっと「パワーが落ち」たり、「燃費が悪く」なったり、エンジンから「異音が出る」といった症状で現れます。
それは、添加剤を造る技術の問題となってきます。まずは、化学合成オイルの基本的な特性をしりましょう!あなたはどれだけ知ってますか?エンジンオイルを選ぶとき「エステル」って書いてあるから大丈夫!ではないのです。「エステル」って総称ですから本当の成分は企業秘密ですから教えてくれるはずがありません。だから「エステル」だから大丈夫ではないのです。
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化学合成オイルは天然ガスやナフサからつくられます |
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オイルと聞くと、原油から精製してつくるものと思われがちですが、つくり方は色々です。原油から精製してつくるのは鉱物オイル。では化学合成オイルは何からつくられるか知ってますか?それは原油などに含まれるナフサや天然ガスからつくられます。オイルは炭化水素がおおもとの分子で炭化水素のつながり方でパラフィンやエステル等の名称が変わってくるんですね。o(lll@□@lll)o おぉ!すごい・・・
天然ガスの成分の中に、エンジンオイルに使える成分を化学的に取り出し、添加剤を加えて化学的に合成して造るエンジンオイルの事を化学合成オイルといいます。
天然ガスは、採取される場所により、成分が違います。
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メタン |
その他炭化水素 |
窒素 |
| アラスカ |
99.7 |
0.1 |
0.2 |
| ブルネイ |
89.7 |
10.2 |
0.1 |
| マレーシア |
91.7 |
8.1 |
0.2 |
| インドネシアメタン(バダック) |
90.7 |
9.3 |
ーーー |
| インドネシアメタン(アルン) |
89.1 |
10.9 |
ーーー |
| 日本(南長岡帝国石油) |
89.2 |
8.6 |
2.2 |
(日本ガス協会)
原油も炭化水素で、天然ガスにも炭化水素が含まれていると言う事になります。
天然ガスから作られている証拠はココから
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化学合成オイルの成分 |
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| ★ ポリ−α−オレフィン★ ジアルキルベンゼン★ ジエステル★ ポリオールエステル★ ポリブテン |
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「ポリ−α−オレフィン」は、添加剤を加えなくても、5W−20あるいは、10W−30 に適合すると言う特徴がありますが、ゴムシールを痛めてしまう特徴も合わせ持ちます。
「ジアルキルベンゼン」は、低温流動に優れているので、極寒地用エンジンオイルに使用されるだけです。 |
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まずは化学合成オイルの3つのデメリット |
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<欠点1>
オイル漏れ
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上記の「ジエステル」と「ポリオールエステル」は、エステル基と言う極性基を分子内に含むだけに鉱物油用に選定されたゴムシールを使うと膨張してオイル漏れを引き起こします。
つまり、旧車はその時代、化学合成オイルという物がなかったので、ゴムシール等が対応していないため、化学合成オイルを使用すると、ゴムの質が変質してしまいオイル漏れの原因になります。これが、ゴムシール部分からのオイル漏れの正体です。

※ 化学合成オイルによって膨張したゴムサイズが合わなくなってしまったので、オイル漏れをしていました。
ゴムシールを痛めると言うことから、100%エステルベースと言うのは現状では、考えられません。30%程度のエステルを混ぜ合わせ、エンジンオイルを造る事は出来ます。そして造られてものが、レース等に使われる100%化学合成オイルと言われるものです。
● ただし、現代のエンジンは、化学合成オイル対応ゴムシールとなっている
ので痛めることは少ない
● およそ80年以前の車やバイクは対応ゴムシールではないので注意が必要
<欠点2>
水分に弱い
「エステル」は水分に大変弱く、分解してしまうという特徴もあります「ポリブテン」は、加熱すると、簡単に分解してしまい、エンジンオイルとしては全く使えません以上のように、「エステル」を使用するエンジンオイルを旧車に使用すると、オイル漏れを起こす原因となる為、大変危険です。
「エステル100%使用」 のエンジンオイルはジェットエンジン用エンジンオイルとなります。現在の車は、技術も進み化学合成オイルを使う事を考えて造られているようで、オイル漏れには、なりにくいようです。しかし使い続けるとやはりオイル漏れしやすいのも事実ですね。
高温多湿の日本では水分の混入の影響をもろに受けてしまいます。
化学合オイルを使っているのであれば、3ヶ月に一度はオイル交換の必要が出てくるでしょう。特に子供の送り迎えや買い物など短距離で油温が上がらない使い方は水分が混入しやすいのです。
油温が上がれば、混入した水分は熱により蒸発するのですが蒸発する暇がないので特に水分による分解をまねきますので、ひんぱんにエンジンオイルを交換しなければならなくなります。もっともレースなど短時間、短期間で有れば、有効です。
● 加水分解防止剤というものが配合されている場合があります。
<欠点3>
粘度変化が大きい
最大の欠点は粘度変化が大きいこと、これは致命的です。エンジン保護に必要な粘度が使っていくあいだに変化してしまい粘度がなくなるのです。オイル交換したての時は10W-50あったエンジンオイルは1ヶ月後には10W-30などに変化しています。オイル交換時期になるころには10W-20や、それ以下になっています。
粘度維持はエンジン保護に直結しています。「粘度変化が少ない=エンジン保護」といってもいいすぎではないでしょう。あなたのエンジンオイルは粘度がたもてていますか?エンジンの中は見えません。気がついたときには大変なことになっていることが多いのです。
僕たちが求めるエンジンオイルはエンジン保護が最優先です。オイル交換じきまで、しっかり粘度をたもてる、エンジンオイルが必要ですね。
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| <粘度が低下すると・・・> |
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粘度変化が起きるわけ |
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ほとんどの方がレースをするとき、粘度を上げる傾向にあります。これは間違いではありません。粘度低下を起こすと必要な油膜が保てなくなります。その粘度低下はなぜ起きるのでしょう?それは配合されている粘度向上剤にあります。
粘度向上剤が劣化する理由は2つ
<劣化の理由1>
せん断
例えば、ココに豚肉のかたまりがあります。その豚肉が分子のかたまりです。その分子のかたまりをナイフで切っていくとだんだん小さな肉になり、最後にはミンチ肉となります。最初の肉のかたまりの時は、硬く弾力もありますが、ミンチにくになるとやわらかく弾力もなくなります。これをせん断といいます。
エンジンオイルもこのせん断との戦いなのですが、添加剤の質、技術が問題なのです。通常のオイルは3000キロ程度で粘度低下を起こしますが、ケンドル社のオイルは30000キロと10倍の耐久性があり、オイル交換サイクルまでしっかりとエンジンの保護をしてくれます。
一般的に使われている添加剤はポリマーせん断されるのはベースオイルだけではありません。このポリマーはせん断(オイルを切る)されるとスラッジに変化します。あの真っ黒なドロドロしたヘドロの様なものですよ。ヽ(б0бヽ)Ξ(/б0б)/
そしてスラッジに変化すると同時に粘度が低下していきます。ポリマー(粘度向上剤)が劣化するわけです。粘度低下すると、必要な油膜を形成することが出来なくなります。これは危険!(б〇б ;) オォ・・・
だから10W-40を入れても、せん断され粘度低下を起こすことを見越して10W-50などの高粘度を入れるのです。ですから、新油の時はドロドロしているが5000キロ走行後にはサラサラになっている訳です。ケンドルGT-1は30000キロ以上走行しないと粘度低下はおきません。だから安心なんですね。
<劣化の理由2>
熱による劣化
エンジンオイルは油温100度の時に最高の性能を発揮するように設計されています。性能表も油温100度の時の性能表を公表しているはずです。しかし100度を超えたものに対しては保障はありません。
100度以上から一般的な合成オイルの粘度向上剤は急激に劣化していきます。
120度になるとかなり粘度向上剤は劣化しているのです。いくらベースオイルの耐熱性が180度あろうと粘度がエンジン保護するのですからエンジンを保護することは出来ないのです。
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レース用・チョットマニア向けのエンジンオイルなどは、どのホームページを見ても、化学合成オイルが一番とか、「熱に強いです。」 とかユーザーの心理をついたキャッチコピーが見られます。
高温に強ければエンジンに優しいオイルだと錯覚してしまいます。しかしせん断や熱による劣化に化学合成オイルは長期間の使用には耐えられず、粘度(ねばり気)が無くなると、エンジンを保護するべき油の膜が薄くなってしまうのですね〜。
この事から粘度が低下しない添加剤技術が大きなカギを持っていると言えるのではないでしょうか?ケンドルモーターオイルは30000キロを越えないと粘度低下を起こさず、熱による粘度低下は160℃を超えないと起きません。(モータースポーツをする方は通常120℃で危険と判断していますね。)
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化学合成オイルのメリット |
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化学合成オイルの長所は、自由に設計ができること
「んん?」
「設計って?」と思う方も多いとおもいます。
エンジンオイルを作るにあたって、
どの様な性能のエンジンオイルが欲しいか?
「こんなオイル欲しい・・・」
「あんなオイル欲しい・・・」
と思ったら、設計ができるのです。
分子と分子をくっつけて、自由にある特性のエンジンオイルを作ることができるのです。ただひとつの特徴だけを作り出すわけですから、他のベースオイルを混ぜ合わせ、ダブルエステルといってみたりしているんでしょう。
自由に設計できるのですから、「エステル」とひとくちにいっても種類は数かぎりなくあるということです。これは大きなメリットです。潤滑性を高めたいのならばそのオイルができる訳ですね。 しかし基本的なデメリットがあるので化学合成オイルだけでは少々無理が生じるわけです。
パラフィン鉱物を使えばデメリットは大変少ないのですが、現代の技術の進歩を考えると、どうしても化学合成オイルの力を少しだけ借りる必要があるようです。KENDALL本社に電話で聞いたところの答えは、「現代のエンジンにあわせ化学合成成分を配合しました。」との回答でした。
もちろん僕は英語ができないので通訳してもらいましたよo(*б▽б*)oエヘヘ!。
各メーカーの商品にはある特徴があります。◎◎メーカーはレスポンスがいいとか長持ちするとかニッサンやトヨタで同じ様な車でも走り方や静粛性が違うようにオイルも特色があります。
KENDALLの特色は粘度変化が少ないこと。これが一番の特色でしょうね。その為にエンジンノイズが小さくなったり、長期間の使用でもフィーリングが変わりにくいですね。この特色はシンセティックブレンド(化学合成成分配合)オイルになっても変わりませんでした。
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今後は化学合成が主流となるでしょう |
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このホームページで化学合成オイルを否定している訳ではありません。化学合成オイルには様々なメリットとデメリットがあります。各メーカー今はまだ添加剤技術が追いついていないという気がしてなりません。しかし化学技術が進むにつれて、デメリットは少なくなり化学合成オイルが主流になることは間違いないでしょう。
KENDALLがもつ100%化学合成オイルの寿命は5000キロ程度ですから他メーカーと変わりないですが、パラフィンベースオイルにシンセティックブレンド(化学合成成分配合)にすることで化学合成の欠点を無くし長所だけを取り出すことに成功しています。
価格が安く寿命も長く潤滑性も高い、しかも放熱性も良好。この事は化学合成には真似できないのです。化学合成オイルがパラフィンを上回るのは潤滑性と耐熱性だけじゃないかな?だから潤滑性の高い化学合成オイルをブレンドし、現代のエンジンに合わせた商品がでたんですね。それがGT-1 5W-20と5W-30です。
KENDALLも2006年12月よりシンセティックブレンド(部分合成オイル)を販売し始めました。これは、新しくできるエンジンは精度が高くPVDや金属加工をして化学合成オイルを使っての開発をしてきています。
精度の高いエンジンにはいくらパラフィンが高品質でも限界があるようです。ですから、それに対応するために、KENDALLは部分シンセティックブレンドオイルを開発したのです。KENDALLは他メーカーに比べると、つねに一歩先の技術を持っています。
化学合成オイルがどんな状況でもベストと言うわけではないのです。使い方、車の状態、に合わせ粘度を選び、ベースオイルを選ぶ必要があるのです。レースをする方、レスポンスだけを重視する方は100%化学合成オイルを選びましょう。
エンジン保護を重視するならば、パラフィンベースオイルを選ぶ必要があるのではないでしょうか?あなたはエンジン保護重視?それともレスポンス重視?
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車種・走行距離・使用目的・使用場所によりエンジンオイルの使い方があります。
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