ドライバーの使い方

ドライバーの種類

 

ドライバーの使い方の前に、ドライバーには3つの種類があります。スクリュー(ねじ)の大きさにより使い分ける必要があり、手の入りにくい場所などは、ドライバーの長さも様々な長さが必要になってきます。

 

そして、使い方の基本は「衝撃を与えて回す。」です。



安物 VS 高級ドライバー

ノンブランドドライバーとブランドドライバー

何が違うのか?ノンブランドでも十分に使えます。ただし、長持ちしません。ドライバーの先に力がかかるため、曲がったり、折れたり、先が丸くなったりとしてしまい、スクリュー(ねじ山)が丸くなめてしまっているような場合、安物ドライバーだと回らないこともあります。

回らずに状態を悪くしてしまう事があります。出来れば使用頻度の高いドライバーだけは、MACやスナップオンを用意したほうがいいでしょう。ねじ山をなめてしまって後で後悔することになりますし、時間、労力の無駄をはぶけます。

握ると分かりますが、高級ブランド工具は握りやすく、力が入りやすいように設計されています。左からノンブランド、スナップオン、マックツール


ドライバーの力加減

ドライバーの力の入れ方

ドライバーの力は「7:3」と言われています。スクリュー(ねじ)自体は力をあまりかけずに締められていますから、緩める時も余り力は必要としていません。

ですが、年月が経つと、スクリュー(ねじ)はさび付き緩みにくくなっています。

ドライバーの使い方の「コツ」は

  1. スクリュー(ねじ)に対して、垂直に立てる事
  2. 垂直に立てた状態で上から押さえつける事

この二つです。上から押さえつけることで、スクリュー(ねじ)山をなめる確率が劇的に減ります。スクリュー(ねじ)をなめる原因は押さえが足りないことです。


緩まないとあきらめ ないで!だれもが初心者だと経験すること。組み付けるより、何倍も難しい分解です。分解さえ出来るようになれば、後はサービスマニュアルの通りに組み付けるだけ。どこの部品か分からくなりそうな時は、袋や箱に部品を入れて、どこの部品かを記入して 保管すれば部品を無くすことなく、どこの部品か分からないと言うことは無くなります。また分かりにくい部分は写真をとっておくといいでしょう。


貫通ドライバー(ショックドライバー)

スクリュー(ねじ)がゆるまない場合

貫通ドライバー(ショックドライバー)を使う事。ドライバーの柄の部分には金属が付けられ、ハンマーで叩いても大丈夫なようになっています。ドライバーを垂直に立て、ハンマーで思いっきり叩くことで、固着したスクリュー(ねじ)の固着が取れやすくなります。叩いた後で、ドライバーの基本的な回し方で外します。



六角付きドライバー

それでも緩まない場合 その1

六角付きドライバーで少し力を加える。手で回すよりも力が入るので回りやすくなりますが、初心者はスクリュー(ねじ)山をなめてしまいます。私たちは通常全体重をドライバーに乗せて、ドライバーの先が滑らない(ねじ山をなめない)程度に力を入れて回します。



インパクトドライバー

それでも緩まない場合 その2

インパクトドライバーを使います。回したい方向にあらかじめ回してインパクトドライバーを叩くと、スクリュー(ねじ)に衝撃を加えながらスクリュー(ねじ)を回すことができるので、とても効果的にスクリューが外れます。回す力は、ハンマーで叩く力の大きさと比例して強くなります。



バーナー

それでも緩まない場合 その3

それでも緩まないこともしばしばあります。その場合は、バーナーでスクリューを加熱。熱を加えることで、スクリュー(ねじ)は膨張し固着が取れます。そこでインパクトドライバーや貫通ドライバーで叩いて回すとよいでしょう。それでも緩まない場合は、スクリューの山を折るつもりでバイスプライヤーで挟み、バイスプライヤーを回しながらドライバーで回す。


スクリュー(ねじ)山をなめてしまった場合。

ねじ山修復剤や予防剤が販売されています。ねじ山をなめてしまった場合は、修復剤を使ってみたり、バイスプライヤーを使って回します。

マイナスドライバーの使い方

マイナス スクリュー(ねじ)を自動車、バイクに使われる事はすくなく、力が入らないスクリューなので、調整をするために使われる事が多い。力が入ることがないので、固着することもあまり無い。

ねじ回し以外の使い方が多いので、写真のドライバーは先が痛んでいる。


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