<1・ピストンリングの不良によるオイルあがり>
ピストンとシリンダーにはクリアランス(隙間)があります。このクリアランス(隙間)をピストンリングが隙間を埋め、圧縮を保ちます。

しかし、走行距離が多くなってくると、ピストンリングとシリンダーが摩耗してクリアランスが大きくなってきます。

一番の原因はリングの摩耗。

ピストンリングの合い口が開き、圧縮が漏れだし、それだけでなく、エンジンオイルがココから燃焼室に入り込み煙を吐くこととなります。


この摩耗を防止するにはエンジンスタート時に油膜が保てるエンジンオイルが必要ですが、通常のエンジンオイルではどうしても、 油膜を保つことが出来ないため、摩耗してしまいます。

 

しかも、現代の車は精度が高くなった分ピストンリングの質が柔らかくなったためにオイル交換を怠ると、極端にピストンリングが摩耗してしまいます。(走行10kmを超えたエンジン)距離は大まかな目安でオイル管理、走行条件にて異なります。絶対ではありません

 

<2・ピストンリングの不良によるオイルあがり>

 

走行距離(7万km以下)が短くいのに、煙をだす場合があります。

距離は大まかな目安でオイル管理、走行条件にて異なります。絶対ではありません

 

その原因の多くは、オイル管理不足によるもの。右の画像は煙はきをしていた、HONDA Integra Type-R B18Cエンジンのピストンの画像

 

リングの溝にスラッジが溜まっているのがよくわかります。リングが摩耗していなくてもスラッジにより、リングの動きが悪くなり、圧縮を保てなくなって、煙をだす場合もあります。


<シリンダーの不良によるオイルあがり>

 

シリンダーに傷が入ってしまった場合もあります。

こうなると、圧縮は保てず、煙をだしてしまいます。

 

オーバーホールしか方法はないでしょう。

あきらめるのはまだ早い。

方法は残されています。

それは固着したリングの場合は、固着を取り除き、圧縮を回復させることで、煙はきを改善することが可能です。まずは、固着したエンジンの内部を見て、何がをすれば良いのかを判断してください。