|
高温に強いエンジンオイルとは? |
|
|
|
マルチグレードオイルとシングルグレードオイル |
|
エンジン内部の金属が動く部分は、基本的に流体潤滑するように
設計されています。
潤滑油の粘度は、高温になるほど低くなる為、焼き付きや、
異常摩耗を起こす場合があります。
防止する為に、使用条件下で十分な粘性を持つ必要があります。 |
|
このページのトップへ↑ |
|
マルチグレードオイルの添加剤 |
|
マルチグレードオイルには、粘度指数向上剤が添加されています。
ポリメタクリート・
ポリイソブチレン・
エチレン−プロピレン共同体・
スチレン−イソプレン
共同合同体水素化合物などの組み合わせの為特異な挙動を起こします。 |
|

この粘度指数向上剤の特性によって図に示すとおり
永久粘度低下(せん断安定性)
に加え高せん断速度下で、一時的粘度低下(非ニュートン性)
鉱物油は、通常ニュートン流体なのですが、
マルチグレードオイルは典型的な非ニュートン性をしめします。 |
|
このページのトップへ↑ |
|
せん断 |
|

せん断速度が大きくなると粘度は徐々に低下し、
最終的にはベースオイルの粘度に近づく事になります。
ナフテン系・化学合成などは、粘度”0”に近づきます。
ですからオイル交換時期になったオイルは、
水のようにシャバシャバしています。

せん断安定性には、高分子添加剤の分子量が大きく影響します。
ですから、パラフィンはもともと粘度指数が”100”ありますから
これ以下には絶対にならないのです。
このことから、エンジン保護を考えると、ナフテン系・化学合成は
エンジン保護には不適と思われます。
|
|
このページのトップへ↑ |
|
マルチグレードオイルは、熱を加えると粘度が変わる? |
|
通常のマルチグレードオイルは、使用状況によっては、
短時間のうちに10W-30だったものが10W-20にに落ちる
予期した粘度が得られない場合があります。
このことからレースなど過酷な使用状況にある場合は
高粘度のオイルを好んだのでしょう。
これは、ナフテン系・化学合成の場合で、
パラフィンは分子構造がすべて二本の線で結ばれていて、
決して切れることがないので熱に対してとても安定しています。
ですから、熱ダレ・オイル漏れ・などに非常に効果を発揮します。 |
|
このページのトップへ↑ |
|
シングルグレードオイル |
|
高温での焼き付きを考えた場合、
エンジンオイルの粘度は高い方が良いと考えがちですが、
粘度と耐熱性はほとんど関係がありません。
なぜなら、粘度は添加剤によって作り出されるものだからです。
耐熱性じたいは、ベースオイルの性能にかかっているのです。
あまり粘度が高すぎると、低温時の始動性に問題が発生したり、
オイル自体が抵抗になり、燃費が悪くなるという悪影響もあります。
例えば、ドロドロとした、液体ををストローで吸うよりも、
水をストローで吸うと簡単に吸えのと同じ事がエンジン内部で起き、
オイルがエンジン全体にまわりにくくなってしまう為、
燃費が悪くなってしますのです。
 |
|
このページのトップへ↑ |
|
|