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昔のエンジンと現代のエンジンの違い


 昔のエンジンと現代のエンジン違いってなんでしょう?材質でしょうか?確かに、材質は良いもになっているようですが、一番違う物は、エンジンを作るための加工技術なんです。

 昔のエンジンはやはり加工技術が低かったためか、例えば、ピストンとシリンダーのクリアランス(隙間)が大きかったりしていました。
←ピストンとシリンダーの隙間から光が漏れているのがわかりますか?
この隙間をピストンリングが埋めさらにその隙間をエンジンオイルが埋めます


こういった隙間をクリアランスといいエンジン内部の金属が動く部分にはすべてクリアランス(隙間)がありこの隙間にエンジンオイルが入り込みます。

 現代のエンジンは加工技術が進み、100分の1の精度で作っているとの事です。
(中央ボウリング社長談 092−862−6245)

 昔のピストンリングの話をすると、昔のエンジンは先ほど話しましたが、クリアランスが大きい(100分の4の精度)ので、それを補うために、ピストンリングの押し広げる力が大きくまた、材質も堅かったのです。
←ピストンリングの角が、シリンダーを傷つけてしまっていましたが、
現代のはリングの材質が柔らかくなったため、傷つけることはすくなくなりました。

しかし、オイル管理をおこたったり、質の悪いオイルを使用すると極端に摩耗します。

 エンジンオイルの質も当時の物は性能が良くなく、ピストンリングが摩耗していくと、リングの角がシリンダーを傷つけてしまうことが多かったようですが、現代のエンジンは、精度が高く、100分の1の精度で仕上げられ、その為、ピストンリングは昔の様に強くなくしかも材質は柔らかくなっています。

現在はエンジンオイルの性能が良くなった分だけ、摩耗が起きなくなっていますが、オイル管理を少しでもおこたったり質の悪いオイルを使うとてきめんに、ピストンリングが摩耗します。


 ですから、現代の車やバイクの方がエンジンオイルには気をつか分ければいけないのですね。昔のエンジンは、車で50000キロ程度でエンジンをオーバーホール (分解整備)しなければいけなかったし、

 慣らし運転といって徐々にエンジンの回転をあげていきエンジンの慣らしをしなければいけませんでした。昔のエンジンは急激にエンジンの回転を上げると壊れてしまったり、エンジンの寿命が短くなったり、エンジンの回転が上がりにくくなったりしていました。

 現代のエンジンは必要ないですね。今でも『慣らし運転しなければ・・・』と言っている方がいるようですが、昔ほど神経質になる必要はありません。初回のオイル交換は、1000キロ程度で交換した方がいいでしょう。

 なぜなら、エンジンを組み上げるときに部品を洗浄して組み付けているわけでなく、そのまま組んでいますので、金属粉などがエンジン内部に入り込んでいますので、それを排出する意味で交換した方がいいでしょう。
現代の金属表面加工技術

 現代のエンジンは非常に加工技術が進み、金属の表面を加工することで同じ金属でも強度をだすことが出来ます。代表的な金属表面加工では、PVD処理があります。(2007年MODEL SUZUKI 隼 1300 197p馬力 にもPVD処理されています)このPVD処理とはピストンリングにメッキの様な皮膜を作ることで摩擦抵抗を減らしフリクションロスの低減をしています。

 皮膜といっても何ミリもの厚さがあるわけではありません。わずか0.1mmの皮膜です。
その他にもDLC加工これは日産のVQエンジンのバルブに使われています。WPCはホンダのフィットやインサイトのピストンに加工されていて摩擦を低減させています。

 非常に高度な技術で作っていますが、高度な技術になればなるほどオイル管理が大切になっていきます。なぜなら、オイル管理を怠ると、この表面加工したものがわずか0.1mm程度の皮膜なんて、すぐにはがれ落ちてしまうからです。

 「今の車は壊れない・・・」と思っていませんか?技術が進めば進むほど、オイルの重要性は増していくばかりです。
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車種・走行距離・使用目的・使用場所によりエンジンオイルの使い方があります。
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